犬の椎間板ヘルニアグレードVの所見
症例は8才、雄、体重 7kgのミニチュア・ダックスフンド
突然後ろ肢の両側麻痺が見られてから約3時間後の映像です。飼い主様の呼びかけに頭は反応していますが、からだがついていっていない所見です。
CT所見や神経学的所見から椎間板ヘルニア、ハンセンT型、グレードVと診断しました。
診断後、直ちに外科治療(片側椎弓切除術)を行い、術後3週目には神経機能も回復し、退院されました。

             症例のCT所見
手術直前のCT検査によって第13胸椎−第1腰椎間の脊柱管に逸脱している所見(黄矢印)が認められています。
左側の椎弓は切除され、ヘルニアによる脊髄神経の圧迫が解除されている所見です。
手術後のCT検査は手術の良否を評価するには不可欠です。